ハバネロと七味唐辛子のお話
まずはこちらの記事を御覧ください。
http://matome.naver.jp/odai/2141726970479467301
ぃんや~、素ン晴らしい実験ですねこれは。
ニュースキャスターが、男女という性別の差で評価を受ける点が違う、
という疑問に自ら率先して実験を行い、女性差別の実態を明らかにするとはいやはや恐れ入りました。
と、手放しで評価したくなるのはわかりますが、私の意見は真逆です。
この実験、結論は批判されるべきで、男性キャスターは小学校からやり直すべきです。
どういうことか、それはこの男性のしたことが
「全く比較になっていない対照実験を行い、根拠が不十分でありながら、女性キャスターに苦情を入れた視聴者を女性差別者呼ばわりした」
ということだからです。
この記事に対して手放しで評価をしていた人たちにとっては、「何言ってんだこいつ」位にしか思われないと思いますが、あえて言っておきます。
まずこの実験をしようと思ったきっかけですが、
>>ステファノビッチ氏は日頃から、視聴者から寄せられる “女性キャスターへの服装や髪型に対するバッシング” を気にしていました。
>>ステファノビッチ氏は、同僚の女性キャスターが毎日違う服装で登場しているのに、視聴者から服装を批判され、ときに酷評されることに疑問を抱いた。
>>同僚女性の衣装が話題にされ、時には批判されることに疑問を感じ、性差別があることを示すために思いついた実験だったという。
ということですね。
なのでこの実験で示したいことは
「女性と男性が服装で受ける評価の差」であることがわかると思います。
差を示すためには、比較して結果を取る対照実験を行わなければいけませんね~。
グーグル辞書っていう、インターネットのかっこいい辞書には対照実験とはこういうものだとの記載があります。
>>一つの対象に対するある条件の影響を明らかにしようとする実験(本実験)を行う際、目的とする条件以外は本実験と同じ条件で行う実験。両実験結果を比較検討することにより、その条件の影響が明らかになる。
ということはつまりですね、男女の差以外は同じ条件にしないといけないんですよ。
ここまで言ったら分かると思いますが、ほら、対照実験になってないでしょこれ。
まだわからないウスラトンカチさんの為にわかりやす~く説明してあげますね~。
お湯と水にトウガラシを入れて飲んだら、どちらのほうが辛さを感じやすいか、
という実験をするとします。
水とお湯の影響で、トウガラシの辛さの違いを調べるわけですから、当然トウガラシの種類は同じにしないといけませんよね。
ですが、このニュゥスキャスタァの男性は愚かなことに
お湯にハバネロ、水に七味唐辛子を入れてしまったのです。ああ嘆かわしい・・・
そりゃ辛さも変わるわ。
だってそうでしょ、女性キャスターは毎日違う服で、時にはお世辞にも落ち着いてるとはいえないド派手な服を着ているのに対して、男性は大衆の面前に出しても恥ずかしくないスーツ姿ですからね。
何が一年同じ服装だよ。野比のび太かお前は?
そこはお前も派手な服着て比較しねぇと意味ねぇだろボケ。
小林幸子みたいな格好してテレビ出てみろや。
一年同じスーツ着て不潔とか言ってるけどな、テレビだぞテレビ?あ?
そこら辺歩いてる死にそうなホームレス並にボロボロなら分かるけどよ、
全然そんなことねーじゃん。テレビで臭いが伝わるとでも思ってんのかこいつは。
仮に毎日同じスーツ着てることに気づいた視聴者がいても、
「うわ~洗ってないだろこいつ~きったね~えんがちょ~」とは苦情入れないと思うゾ♥
そしてこの実験とも言えない、大人がやった子供の実験ごっこの結果から
「女性差別は存在する!存在するって言ったらするんだ!実験したんだよ実験!STAP細胞はあるかどうか分からん!」
となっているわけですから笑っちゃいますよね。
私自身、女性差別は全くないとは思ってないですけど、これを根拠にするのは無理だなと思います。早計の極みですね全く。